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日本の新星・町田とロシアの新星・コフトゥンの華麗なる争い

グランプリシリーズ最終戦 ロシア杯 男子ショート

元フィギュアスケーター 中庭健介

コフトゥンのすごいところは、ショートで2種類の4回転ジャンプを跳ぶことだ。ケヴィン・レイノルズというカナダの選手が2010年スケートカナダ・ショートで、世界で初めて成功させた。4回転サルコウジャンプとトゥループジャンプをショートに入れて成功させたのは、レイノルズに続いて史上2人目となる。

前回大会の中国杯でも同じように成功させたが、今回のほうが見事に決まった。ジャンプに限って言えば、4回転を2種類、トリプルアクセル、この3つの構成が現段階で考えられるショートでの最高のジャンプ技術だろう。

精神的にもミスが出来ないような状況の中で、ショートに4回転を入れてきた。絶対にミスをしない、4回転に絶大な自信を持っているから入れてくるのだろう。フリーでもおそらく2種類の4回転を3回入れてくる構成にしてくると思う。

町田選手にはこの若い力に負けてほしくない。コフトゥンは、ロシアがソチオリンピックに向けて強化して出てきた選手。地元の応援の後押しもあり、フリーでは8点近くのアドバンテージがある。

町田選手は逆転優勝を目指して、いつも町田選手が言葉にしている「作品」としての演技を披露し、グランプリシリーズ最終戦を締めくくってほしい。

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